とある新聞のコラムに、“いかにお金を使うか、ということが心理学的に幸せと関わりがある”ということが書かれていました。自分のためにお金を使う場合と他者のためにお金を使う場合とを比較すると、他者のために使う方が幸福感が増加するのだというのです。これは先進国だけでなく経済的に貧困に苦しんでいる国でも同様で、更には高血圧患者の場合は血圧の安定まで見られたそうです。

 この場合の「他者のためにお金を使う」とは、家族を含めた周囲の人に小さなプレゼントをしたりごちそうをしたりといったささやかなことでもいいのだそうです。人は、自分のためだけに生きることでは、幸福感を以て生きられないということなのでしょうか。

 考えてみれば、人は「こんな世の中になればいいな」とか「こんなことがよくなればいいな」とか、大げさでなくともちょっとした望みを心のどこかに持っているように思います。それを誰もが実現できるわけではないけれど、同じような望みを持った人たちのその思いが集まれば、実現に一歩近づくものですね。

そのひとつのかたちが“寄付”だと思います。

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 というわけで、昨年完成した「遺贈」を勧めるパンフレットを紹介します。遺贈は遺言によって行う寄付なので、公証役場、弁護士会、司法書士会、信託銀行など遺言に関わる皆さん方へ、配っています。
 知名度の高いNGOやNPO、公益団体、大学への寄付や遺贈もいいけれど、地元の、地域の未来をよくするために、お金を使ってもらえるよう、社協からアピールしていきたいと思っています。

遺贈に込めた故人の思いを、実現したかった社会への投資を、未来への貢献に引き継ぐことが、遺贈を託された者の使命として・・・。


                       (地域福祉課 Y)
2017.05.12 Fri l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top