福岡市市民後見人スキルアップ研修は、「市民参加型後見人登録バンク」に登録している49名を対象に、市民後見人として備えるべき資質の向上を図ることを目的に10月~12月の期間中、計6回のカリキュラムを実施しています。
 研修会2日目(10/25)、3日目(11/16)は、本会が実施している法人後見事業の履行補助者として活動している市民参加型後見人が「被後見人等に接するうえで、心がけていること」や「市民参加型後見人のやりがい・魅力」などについて実践報告を行いました。
 実践報告の後には、被後見人の支援方法に関する「グループワーク」を行い、これからの市民参加型後見人の活動に参考となる研修会となったようです。

しみん1
<グループワーク(10/25)> 
      

しみん2
<実践報告(11/16)>



【参加者の声】(アンケートから一部抜粋)
◆被後見人と接するうえで心がけていること・・・の中で、繰り返しの会話が多くなった方に「ゆっくり、しっかり聴くようにしている」と話されたところが、心に残りました。

◆被後見人に寄り添う気持ちを大切にしながら実践されていると思った。報告書の作成が負担との意見もあるが、報告書を作成することが自分の活動を振り返り、見直すことになっていると思う。

◆市民参加型後見人の難しさ、奥深さをつくづく感じました。


※福岡市社協における「市民参加型後見人」
 福岡市市民後見人養成研修を終了した人は、福岡市の推薦を受けたうえで、本会に登録し、本会が実施する法人後見の履行補助者として後見業務に携わっています。
 この履行補助者を本会では「市民参加型後見人」と呼び、一般的に家庭裁判所から直接個人で選任を受ける市民後見人とは異なり、本会独自に「市民参加型後見人」と独自の呼称を用いています。

(あんしん生活支援センター:Y)


2016.12.13 Tue l あんしん生活支援センター l コメント (0) トラックバック (0) l top
「住まいサポートふくおか」をご存知ですか?
色々なサービスを組み合わせて、65歳以上の方の住み替えの『困った』に対応する事業です。

すまいさぽーと ブログ小


国のモデル事業にも採択され、スタートからはや1年。
これまでに30件が成約につながりました。

今回は、最近のご相談のひとつを紹介します。

8月のある日のことです。
ひとりの民生委員さんからこんな相談が寄せられました。

「民間アパートに一人でお住いの高齢者が、大家さんから今月中の立退きを求められている。アパートを取り壊すとのこと。すぐに転居先を探せないだろうか。」

ご本人は80歳代の女性。生活保護を受けています。
杖をついての歩行ではありますが、時々バスに乗ってのお買いものを楽しんでおられます。
遠い親戚が関東にいらっしゃるようですが、日頃の交流はありません。

さて、社会福祉協議会の出番です!!

先ずは日頃の安否確認と緊急時対応。
見守りのための「声の訪問」と「緊急通報システム」を利用していただくことにしました。

その上で「家賃債務保証セクター」の保証を付けて
協力店になっていただいている不動産会社に物件紹介の依頼。
できるだけ今のお住いの近くで、階段の上り下りがないところ。
家賃は生活保護基準内で・・・というお願いです。

ご本人には、大家さんに掛け合っていただき、立退きを翌月まで待ってもらうことにしました。

そうこうするうちに協力店から物件の紹介が。

すぐさまご本人に連絡をとって、社会福祉協議会の職員と一緒に物件の内見に行くことになりました。
内見には家賃債務保証セクターの職員も、そして民生委員さんも忙しい合間を縫って駆けつけてくださいました。

ご本人は、ともかくホッとしたご様子。
ただひとつの不安材料は、今までよりもバス停が遠くなること。
楽しみが遠のくことにもなりかねません。

でもそこは社会福祉協議会の強みを発揮。
区の社会福祉協議会が作り、食料品などを配達してくれる店舗情報を掲載した『買い物支援ガイドブック』の登場です。
民生委員さんからお渡しいただきました。

そして、ほどなく引っ越し先と賃貸契約される予定です。

『困った』『あんしん』に変わったそのときでした。

住まいサポートふくおかについて詳しくはこちら

※高齢者の民間賃貸物件への住み替えのご相談は、
あんしん生活支援センター(住まいサポートふくおか)へ 
電話092-751-4338
ここっとnikkori1 burogusaizu   illust340buroguyou.png
2015.09.29 Tue l あんしん生活支援センター l コメント (0) トラックバック (0) l top
福岡市社会福祉協議会では、認知症や知的・精神障がい等により判断能力が不十分な人の暮らしを守るため、“成年後見事業”に取り組んでいます。
これまでに法人として37名の方の成年後見人等に就任し(「法人後見」と言います)、財産管理や契約事務等を行ってきました。また、悪徳商法などの消費者被害に遭った被後見人の契約を取り消して、本人の財産を取り戻すことができた事例もあります。

成年後見制度の利用者数は、全国で約17万人(平成25年末現在)。今後ますますその需要は増加することが予測されており、後見の新たな担い手として“市民後見人”が注目されています。

福岡市は、過去2回「市民後見人養成研修」を開催し、その修了者は社会福祉協議会が実施する法人後見の実務担当者として後見業務の一部を担っています。
本来、養成研修の修了生は、市民後見人としての活躍が期待されるところですが、福岡家庭裁判所では、市民後見人の個人選任の実績がまだありません。その背景には、市民後見人の活動をバックアップする体制の整備が不十分であること等が考えられます。

そこで福岡市は、昨年度、市民後見人の選任と継続的なバックアップのしくみの構築を目指して、『市民後見推進検討会議』を立ち上げ、本会がその事務局を担いました。
そしてその協議内容を『福岡市における市民後見推進に関する提言書』として取りまとめ、3月27日、福岡市に対して提言書を提出したところです。
今後は、福岡市をはじめ関係機関との協議を深め、地域福祉と連動した住民参加型+権利擁護の担い手として市民後見人が活躍する日が来るよう、引き続き取り組みを強化していきたいと思います。

あんしんブログ



左:「市民後見推進検討会議」岩城委員長
右:福岡市保健福祉局高齢社会部長

(あんしん生活支援センター:K)


2015.05.19 Tue l あんしん生活支援センター l コメント (0) トラックバック (0) l top
 昨年8月にスタートした今年度の「市民後見人養成研修」が、12月26日をもって全カリキュラムを終了しました。
公募により抽選で選ばれた50名の一般市民が受講し、47名の方が修了証を受け取りました。13日間のカリキュラムでは、成年後見制度についての知識はもちろんのこと、市民後見人として備えておくべき地域福祉の精神やコミュニケーション技術、倫理観、各種福祉制度など幅広い講義・演習を行いました。また、高齢者・障がい者施設での利用者との交流や日常生活自立支援事業の支援同行など、現場での実習も行いました。
最終日には、これまでの研修を振り返りながら、今後の活動の拠り所とすべく、市民後見人の目標を一人一人が考えグループで発表しました。
市民後見人とは、認知症などで判断能力が不十分になった人に親族がいない場合に、同じ地域に住む市民が家庭裁判所から選任され、本人に代わって財産の管理や契約などを行うというものです。
現在、福岡家庭裁判所で、「市民後見人」を個人単独で受任することが認められていません。そのため、福岡市社会福祉協議会が法人として成年後見人等になって、判断能力が不十分になった人の支援をする「法人後見」の実務担当者として活動していただくことになります。
成年後見制度の需要は今後ますます拡大していくと予測されており、市民後見人は後見の担い手として、その活躍が大きく期待されています。専門職後見人とは異なり、日頃の見守り活動や地域福祉活動への参画など、市民ならではの特性を活かした活動も大きな特徴です。
今回無事に修了した皆さまには、ぜひ本会の法人後見事業のパートナーとして活躍していただきたいと願っております。
ここで、受講生の感想を紹介します。
・講義日程、内容はハードだったが、知識・情報はとても勉強になり、有意義な養成研修だった。
・最終日に立てた活動目標は、これから市民後見人になろうと目指す我々にとって後見活動の心強い支えになったと思う。
・まだまだ知識不足なところがあるので、今後も学習を続けたい。

受講生のみなさん、長期間の研修おつかれさまでした。

 担当:あんしん生活支援センター K
2014.03.10 Mon l あんしん生活支援センター l コメント (0) トラックバック (0) l top
 平成25年6月18日、株式会社ラック様(西日本典礼)との「ずーっとあんしん安らか事業応援プロジェクト」の覚書調印式を行いました。内容は同事業への応援寄付を頂くというもの。福祉活動の財源が年々厳しさを増す中大変有り難いお話です。

 「ファンドレイジング」という言葉を聞かれたことがありますか?特定非営利活動促進法の制定や公益法人改革などにより社会の関心も高まってきている活動です。ファンドレイジングを一言で表現すると、「非営利団体等の事業資金調達」といえます。例えば、難民支援をする際に難民から対価を得ることが当然できないように、社会的に必要であるが対価性のない活動には必須の取り組みです。そのため、孤独死を防ぐ見守り活動、死後事務の代行、認知症高齢者支援等を行う社協にとってもファンドレイジングは不可欠と言えます。

 具体的な取り組み方法としては、企業との寄付つき商品の共同開発を中心に行っています。今回の株式会社ラック様からのご寄付はこの形態で、葬儀1件につき200円のご寄付を頂くというものです。それは同時に企業にとっての社会貢献(CSR活動)となります。

 この覚書調印式の様子は、TNC土曜ニュースファイルCUBEという番組(毎週土曜9:55~)で6月29日放送予定の「ずーっとあんしん安らか事業の特集」の中でもふれられる(かもしれません・・・)ので、興味のある方はご覧ください。
ファンドレイジング
 「ずーっとあんしん安らか事業」についてはコチラ


  あんしん生活支援センター K

2013.06.28 Fri l あんしん生活支援センター l コメント (0) トラックバック (0) l top